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mixi日記『生涯の恋人。』より。

今日たまたま運転中だった主人の携帯に助手席に
座っていた私が出た。仕事場(当時不動産)が無人に
なる時はいつも携帯へ転送する事になっている。

私『ハイ○○(会社名)です』
相手『もしもし---』

この声は。。。ドキン。
向こうは何度か私に『○○です』と苗字を繰返した。
そんなに繰返さなくても声を聞いただけで誰だか判る。
4年ぶり?まさか向こうから連絡があるとは思わないし、
出たのは主人の携帯電話だったし(既にパニックで転送
だと言う事は頭から抜けている…)横に本人が居るもの
だから応対に焦る。

話を聞くと5年前に酔って携帯を無くしたらしい。
あぁ、そうだろうな。
相手の誕生日に毎年元気ですか?の届かないメールを
送っていた。すぐに宛先不明で返信メールが返って来て
いた。それももう5回目になるんだなぁ。

それから一人になって彼の新しい番号に私の方から改めて
連絡をした。今日明日と高知に研修で来てるらしい。
電話帳で会社名を探して掛けたとの事。
慎重なクセにそういう所で大胆なのは何年経っても変わらず。
お互いの近況を手短に話す。
自分の事、店の事、それからそれから。。。
相手の声を聞いてるだけで15年をあっという間に遡る。
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胸こがす情熱は過ぎ去っても
今も誰かにあなたのこと話す時には
声が知らずにやさしくなる

静かな静かなこの気持ちを何と呼べばいい?
想いとげたいと願った日々を悔やまない
たとえいつどこで出会ってもきっとあなたを
絶対あなたを愛したから

静かに静かに積まれていく生涯の恋
静かに燃え続けるただ一度のただ一度の恋

生涯の恋人 by 吉田美和

2009.4.27
by tomo-so_ko | 2009-04-27 09:56 | その他