運命と宿命。

ある日3本足の黒猫を見かけた。

それから2日後に雨が降りしきる中、車に乗って信号待ちをしてた時に
かつては猫であっただろう残骸を目にした。

あの3本足の猫は命が助かっただけでも幸いだったのだろうか。
いや、野良の世界で生きて行くには、おそらく過酷な運命を辿る事になるだろう。

救われるべきはその猫を見かけた場所がペット可マンションの近くで私と同じく
不憫に思う人が居てエサには困らない環境である事。
そしてその3本足の子の眼に力があった事。

不幸な子を見る度に自分に何か出来ないか妄想を張り巡らす。
でも物事には現実と理想があって、現実を考えると最終的に手を出さない方が
良いだの、手を出す事は自分のエゴではないかだの、堂々巡りの繰返し。

宿命は変えられないけど運命は変える事が出来るのに。
一歩が踏み出せない情けない自分に腹が立つ。

野良猫の世界は人間の縮図であり、心の垢。
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写真は何年か前に里子に出した子です。

〇お店にてクリスマスローズの苗をお分けしています〇
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Commented by クニ at 2011-04-21 12:06 x
3本足の小さい子をもし、私が見たらどうすれば良いか・・・
確かに力強い目の子であれば、その場を立ち去るかもです・・・
tomoさんアイちゃんの事では暖かく見守って下さってありがとう~
kazさんは優しい人でして、自分自身も辛い気持ちを抱えてる人なので不幸な猫さんを見るとほっとけないみたいです・・・
でも何時も「自分が不幸にならないようにね?」
と話しているのですが・・・
Commented by ジュオルモイ at 2011-04-21 21:58 x
こんばんは。
またまた心にぐっとくる話でした。
2年前、72年の生涯のほとんどを障害者として施設で過ごした叔母がなくなりました。
叔母に面会に行くのは、僕の家族と僕の母の姉だけ。
親戚の中には、彼女の存在さえ知らない人もいました。
葬儀の参列者はわずか11人。
叔母はこの世に生を受けて幸せだったのだろうか?
今でもときどき答えの無い問いを自問自答するときがあります。
3本足の猫は、交通事故に遭った猫は、人間の常識的な感覚からすると不幸なのかもしれません。
でもso_koさんの心の葛藤は、きっとその猫たちに届いていると思います。
そして彼らの存在が、何よりもso_koさんの心をより強く優しいものにしてくれる気がします。
自問自答の答えはおそらく出ません。
幸せだったと思いたい自分はいますが・・・。
ひとつだけ確信を持って言えるのは、僕自身が叔母に出会えて良かったと思っているということです。

Commented by tomo-so_ko at 2011-04-21 22:26
クニさん
kazさんのブログにはコメントは残した事はありませんが、たまに
お邪魔させて頂いています。きっとkazさんの優しさがあの素晴らしい
お写真を残しているんでしょうね。写真は撮った人の心を表します。
猫たちの写真は勿論、花の写真も風景も優しさが一杯詰まってますね。
3本足の子を見かけた場所はウチからさほど遠くないし、通る場所
なので気にしていますが、その日以来見かけません。でもこれからも
その辺りを通る時はちょっと気をつけて通るようにしようと思います。
でもその子だけではなくて結構たくさんの野良が居るみたいです。
あまり深入りしてしまうと自分が持たなくなりそうなので。。。(苦笑)
中々正直難しいところです。
Commented by tomo-so_ko at 2011-04-21 22:41
モイさん
きっと叔母さんは幸せだったと思います。
私もよく考えます。所詮人間は生まれて来るのも一人だし旅立つ
のも一人。ならずっと誰とも交流を持たなくても良いんじゃないかとか
ちょっと偏屈とも取れる考え方をしていました。でもある人が教えて
くれました。何もかも最終的には一人なんだけど、最後を迎える時に
誰か一人でも(一匹でも)タマシイに寄添ってくれる人が居たらそれが
幸せな最後ではないだろうかって。結婚してやっと10年目に子が
出来て何となくその意味が分かってきたような気がします。自分が
逝く時に同い年の主人は居てくれたら良いんですけど。。。
確実に子は居てくれるだろうと思う訳です。
嫌われないようにしないと(苦笑)エヘヘ。
by tomo-so_ko | 2011-04-20 22:45 | | Comments(4)

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