2010年 08月 23日
大いなる牛。
初めて師の門をくぐったのは18歳の時。埼玉の高坂から練馬の師の自宅まで
電車とバスを乗り継いで1時間半掛けて毎週水曜日の夜に通っていた。
年に1度合宿があり、山梨の施設の大広間で書道展に出す為の作品を朝から
晩まで3日間書いた。紙を糊で貼り、墨を磨り、片手でバケツを持って畳2畳ほどの
紙の上を1mほどの大きな筆を持って走る走る。ある時は1人で走りある時は師と
2人で走り。元々書道は嫌々やってたのでこの年に1度の合宿はで嫌いで嫌いで
仕方なかった。でも3日間を終えたら何となくちょっと成長したような気がしていた。
抱牛先生、私は大勢の弟子の内の1人だったけど、高知に引っ込んでからは全く
音沙汰なくて不甲斐ない弟子だったけど先生のたまに見せるニコっと笑った顔が
好きでした。あの頃をありがとうございました。ご冥福をお祈り致します。
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shimo
at 2010-08-23 15:54
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書道ってすごいですよね。
小学校でやる、とにかく字を整えて書く書から
とても有名な大先生の書まで。
書く方にしてみれば、決してそんなことはないかもしれないけれど
見ている方からすると、書道って自由なんだなあと思います。
『描く』って言ったほうが当てはまるような感じがします。
わたしは筆がとにかく苦手で、字を書くのは好きなんだけれど
どうにもバランスが悪くて。。。
字をバランスよく書けるようになりたいです。
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koimari11111 at 2010-08-23 16:00
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tomo
at 2010-08-23 16:03
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shimoさん
小学校の頃はある程度型にはまったいわゆるお習字なんですよね。
それが中学高校と進むに連れて書道になって来る。。。
茶道、華道、武道…道とつく習い事は奥が深いです。
shimoさんと同じく私も小筆が苦手です。
芳名録とか年賀状は絶対にペンで書きます(苦笑)
描く書道は好きですが、書く書道は全くのダメダメでしたねーー
今でも^^
小学校の頃はある程度型にはまったいわゆるお習字なんですよね。
それが中学高校と進むに連れて書道になって来る。。。
茶道、華道、武道…道とつく習い事は奥が深いです。
shimoさんと同じく私も小筆が苦手です。
芳名録とか年賀状は絶対にペンで書きます(苦笑)
描く書道は好きですが、書く書道は全くのダメダメでしたねーー
今でも^^
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tomo
at 2010-08-23 16:07
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koimari11111 at 2010-08-23 21:16
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tuno
at 2010-08-23 23:29
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この巨大な「無」を最初に見た時には、
その圧倒的な存在感に鳥肌が立ちました。
書道って不思議なもので、
こういった芸術的な作品は自分では書けなくても、
上手か下手かは何となく判断できるんですよね。
全体のバランスの問題ですかね。
その圧倒的な存在感に鳥肌が立ちました。
書道って不思議なもので、
こういった芸術的な作品は自分では書けなくても、
上手か下手かは何となく判断できるんですよね。
全体のバランスの問題ですかね。
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tomo
at 2010-08-24 08:54
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bakuさん
先週の土曜に亡くなられました。無より生じ無へ還る。。。
高知新聞にも出てたらしく。母から訃報を聞き、改めてパソコンで
検索して、どの新聞でも取上げられていて先生の大きさを慮った
次第です。嫌々通っていた私には勿体無い位の存在の先生でした。
先週の土曜に亡くなられました。無より生じ無へ還る。。。
高知新聞にも出てたらしく。母から訃報を聞き、改めてパソコンで
検索して、どの新聞でも取上げられていて先生の大きさを慮った
次第です。嫌々通っていた私には勿体無い位の存在の先生でした。
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tomo
at 2010-08-24 09:01
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tunoさん
そうです。前回も同じ事を書きましたが、この字は無と書きながら
有なんです。その他大勢のお弟子さん達に紛れ自分を見つけて
欲しいという欲求の表れなんですよねぇ。
お習字から書道、そして書。。。書の世界はもう形とかこだわらなくて
好きか嫌いか?の世界なのです。書には何種類か流派があって私は
独立書人団に属していました。やはり独立の書風が好きなんですよ。
最近で言うとお昼のいいともで出演されてる森先生、あの方も独立の
流派の方です。
そうです。前回も同じ事を書きましたが、この字は無と書きながら
有なんです。その他大勢のお弟子さん達に紛れ自分を見つけて
欲しいという欲求の表れなんですよねぇ。
お習字から書道、そして書。。。書の世界はもう形とかこだわらなくて
好きか嫌いか?の世界なのです。書には何種類か流派があって私は
独立書人団に属していました。やはり独立の書風が好きなんですよ。
最近で言うとお昼のいいともで出演されてる森先生、あの方も独立の
流派の方です。
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なあなの母
at 2010-08-25 10:28
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「牛を抱く」とは、雄大なお名前ですね。古代では牛は世界そのもの、つまり森羅万象の比喩でした。さぞかしスケールの大きな師匠であられたのでしょうね。そんな人物と、思春期のころに師弟関係にあったのが羨ましいです。
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tomo
at 2010-08-25 22:55
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なあなの母さん
ホント今考えると私には恐れ多いくらいの先生でした。
対等に話せたのがおかしいくらいに。抱牛と書かれた作品があるん
ですよ。淡墨の大作だったと思いますが、忘れられません。
お別れ会があるんだとか。。。行こうかどうしようか迷ってます。
ホント今考えると私には恐れ多いくらいの先生でした。
対等に話せたのがおかしいくらいに。抱牛と書かれた作品があるん
ですよ。淡墨の大作だったと思いますが、忘れられません。
お別れ会があるんだとか。。。行こうかどうしようか迷ってます。
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アクアマリン
at 2010-08-28 12:07
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書道のことは、ド素人でよく分からんけど、写真の字体はとても力強くて惹きつけられる字やね(゜o゜)
偉大な師匠と出会えて同じ時間を過ごせたことは、tomoちゃんにとって、大きな財産やね…(*^_^*)
偉大な師匠と出会えて同じ時間を過ごせたことは、tomoちゃんにとって、大きな財産やね…(*^_^*)
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tomo
at 2010-08-28 22:32
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by tomo-so_ko
| 2010-08-23 13:25
| その他
|
Comments(12)