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nothing

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カタチあるものは全て無より生じやがて無へと還る。
これは書道をしてた自分の最後の作品。
最近までこの字の存在すら忘れていた。私がお世話になった
会社に飾って頂いているもの。

字は無と書いているが、私的にはこれは『有』だなと思う。今の自分が
イメージする『無』はもっと儚げでおぼろげな表現が適してると思うから。
当時の自分は居るか居ないかわからないような存在で他人に認めて
貰いたくて肩肘張っていた。書道だってオヤの期待を裏切れなくて嫌々
筆を持っていたから未だに自分の字は大嫌い。

だけど10年経った今、ちょっと素直になったような気がする。
空気のような存在。そういう無が描けるような自分でありたい。

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高知ブロックで18位くらいです。
Commented by アクアマリン at 2010-01-12 00:51 x
ブログ、初コメです。(^_^)/
私は昔からtomoちゃんの字が大好きだよ!!!

でも本人は嫌いやったんや…(苦笑)
無の境地を悟りましたか…(笑)
でも、時間が経ったからこそ気づかされることってあると思うし、時間とともに自分の考え方も変わるしね…

だから、成長ってことで!!!(^0^)

エッフェル塔、やっぱり3つ揃えたくなってきた…(笑)

Commented by m-k7538itami at 2010-01-12 06:24
一年経ったのですね~?
tomoさんが着々と準備を立てるのを見てた私としては、母のような
気持ちでした・・・・
私が最初にtomoさんのブログを観た切欠が、グリーンのカップボードです。
そして大好きな猫・・・・

そしてお店が出来、乙乃ちゃんが生まれ、童々ちゃんが増え、そして
tomoさんのファンがこんなに増えて・・・・
とてもうれしいですよ。

最後の書?「無」は力強い、これがtomoさんなんだと驚かされました
多分、今、同じ「無」を書けば随分違う「無」になるのでしょうね~

人間、変わるのですよ。
私は子供の頃、何にも考えず、何にも出来ず、つまらない子で自分が
嫌いでした。
でも、今は61歳でカメラ片手に仕事の傍らPCを覚え、ブログをしてる
自分に驚いています~
人は変わるのですね?


Commented by クニ at 2010-01-12 06:25 x
すみません~ ↑ はクニでした!
Commented by tomo-so_ko at 2010-01-12 07:44
マリンちゃん
コメント、ありがとう~!さすがはセブンよね(苦笑)
携帯に比べたら画面も大きいしすごい見やすいろう。
私も色々買い換えたいものとかたくさんあるけど今は辛抱やね。
買ったつもりで乙乃貯金してるよ。

セール、今月末まで開催してるから時間が空いたらまた寄ってね。
それか、お取置きも出来るよ。
Commented by なあなの母 at 2010-01-12 10:42 x
この「無」は「有」だ・・・ってのは卓見ですね。
私もそう思いました。
文字の意味を表現が裏切っても成立する。
書って面白いなあ。

せっかくこんなスキルがあるのだもの。
10年ごとくらいに、節目節目で「無」の書を
書き続けていってみたらどうでしょう?
80歳くらいになってから、全部並べて個展をするの。
きっと面白いと思うよ。

Commented by kico at 2010-01-12 15:56 x
一文字でありながらこの力強さと圧倒的な存在感・・・
一目写真を見てこの書に惚れました(笑)
実際に目の当たりにしたらもっともっと訴えてくるものがあるんだろうな。

見事な芸術作品だね。
こんな才能も持ってるのにそれを生かさないなんて勿体ないみたい。
無駄な色もない書には、その時の心がより素直に反映されるだろうから
ときどき筆を持って残していったらいいのに!!

真っ白な半紙の背景に墨の色と朱色の落款印・・・
朱色を一番美しく見せるのは落款印なのではないかと思うほど
作品がしまってかっこいい。何度も言うけど、惚れ惚れしました。
Commented by amedeo32 at 2010-01-12 16:05
若い頃というのはエエカッコしいをしたいんですよね〜
よ〜くわかります^^;
歳を重ねるごとにそういう肩の力が抜けて本当の意味の無心、無、に近づいていけるんだろうなと思います。
無から無へ。。かあ。
産まれたばかりの何もないまっさらな無が白だとしたら終わりの無は黒。
黒は色んな色が混ざりあってそれを許し受け入れた色。
そんな風に感じます。。
tomoさんの思う「有」の表現で思いました。
Commented by tomo-so_ko at 2010-01-13 08:08
クニさん
コメント、ご無沙汰してます~。(日記の方は拝見してます)
人間は変わると言うのは私も同感です。だってこの無を書いてた
頃は猫嫌いでしたから(苦笑)←どちらかというと犬派でした。
それが今ではこうですから人間ワカラナイものです^^

この時分はこの字のように精一杯自分をアピールしてひっそりと陰に
生きてる存在に気付かなかったんでしょうね。それが10年経った今、
ちょっと肩の力が抜けて空を仰ぐ余裕が出来たのかもしれません。

ちょうど私の母親がクニさんと1歳違いくらいです。
性格の問題もあると思うけど全く違う60代を過ごしてます。
私は出来ればクニさんのように新しいモノに挑戦して行きたいです。
Commented by tomo-so_ko at 2010-01-13 08:16
なあなの母さん
たまたま昔の会社にお邪魔する事があってその時に自分の字と対面し
ずっとこの文章を考えてました。この字を書いた頃は自分が限りなく
『無』に近かったのだと思います。そう思われたくなくて反面教師でこの
字が出来た。大学生活は楽しんでたけど書の世界では完全に浮いて
ましたから(苦笑)あれ、居たの?みたいな^^

だけどこの字は好きか嫌いかというと好きなのです。
結構楽しんで書きました。あの当時の自分にない憧れみたいな感覚。
もう少し落着いて来たら今度は義務ではなくて趣味で書いてみようか
とも思っています。
Commented by tomo at 2010-01-13 08:31 x
kicoさん
きっと若かったんだろうね~(苦笑)
本当は自分の字は好きじゃないからこうやって写真を載せる事も
今まではあまり乗り気じゃなかったんだけど、この字に対面したら
その考えは無くなってしまった。きっと自分の字という事じゃなくて
第三者的な見方をしてるからだと思うんだ。もちろん今この字を書け
って言われても書けないしね。

でもね、これは落選作品なのよ^^(苦笑)
1番手は書作展に出品してるから。きっとこれは2番手3番手だったと
思う。だけど自分的には1番手じゃないほうが書く時に力が抜けてて
良かったりね。で、書き込まなくて最初にイメージだけでさささって
書いた字が良かったり。何だか↑は書の世界だけの表現じゃないね。
人生全てそうなのかもしれないね。
Commented by tomo at 2010-01-13 08:42 x
kinaさん
きっと音楽の世界も美術の世界も中身は同じなんだと思う。
私は途中で挫折してしまったけどkinaさんはちゃんと続けてる。
それってとてもスバラシイ事だと思います。

白と黒の表現、いいねぇ~。出来れば白のままで行きたいけど
中々それは出来ない事。ならば良い色をかさねながら黒に近づいて
行きたいなぁ。
Commented by モッチ at 2010-01-16 10:41 x
書道をしてたのですね。私も小学生の頃は書道教室へ通ってました。
その後、絵を描く方に転向しましたが …
Commented by tomo at 2010-01-17 22:33 x
モッチさん
はじめまして。コメントありがとうございます^^
書道も美術も紙一重な気がします。書道の前衛なんて書というよりは
あれは絵ですからね。ちなみに私、小筆は全く書けないのですよ(苦笑)
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by tomo-so_ko | 2010-01-11 18:12 | その他 | Comments(13)